
◆パ・リーグ 日本ハム7―11ソフトバンク(12日・エスコンフィールド)
歴史的な屈辱にも日本ハム・新庄剛志監督(54)は動じなかった。ソフトバンクに共に今季ワーストの17安打11失点で敗戦。絶対王者に02年以来球団2度目の開幕5連敗を喫した。試合後に自ら「皆さんの質問は6連敗しましたけど…」とその話題に触れ、「大丈夫大丈夫。なーんも問題ない」と笑顔。実際は5連敗だと報道陣に突っ込まれ、「3連戦じゃなくてよかったあ(笑)」と、気丈に振る舞った。
先発の有原が誤算だった。史上143人目のNPB通算100勝をかけマウンドにあがるも初回に3点を先制された。3回に味方が逆転するも5回に再び3点を奪われ5回9安打6失点。ソフトバンクには前回在籍時の20年7月3日(札幌D)から6連敗となり、「逆転してくれたので粘って投げないといけなかった」と肩を落とした。
指揮官は、失点に絡んだ初回の一塁・清宮幸の失策に触れ、「もうカッチカチ(笑)。飛んでくるんだから硬くなんなって」と内野守備の綻びを指摘。「有原くんもそういう(ゴロが多い)ピッチャーだと受け入れてもらって。有原くんのテクニックならゼロで帰ってこれる実力があるので」と、次戦以降に期待した。
2連敗のチームは貯金が0となり首位とは3ゲーム差に拡大した。「ピッチャーが踏ん張れば勝てたし、紙一重」と、指揮官。歯がゆい連敗をリセットし、再びライバルの背中を追う。(川上 晴輝)