5月8日、こまちスタジアムで行われた東北楽天とオリックスの第8回戦は、4対1で東北楽天が勝利した。

　東北楽天の先発・藤井聖投手は、2回表にセデーニョ選手の7号ソロで1点を失うものの、以降は安打を許しながらも得点は与えない投球を披露。5回79球6安打1死球2奪三振1失点でマウンドを降りた。

　打線は2回裏、鈴木大地選手、辰己涼介選手の安打で1死1、2塁の好機をつくると、石原彪選手の安打に失策が絡み、試合を振り出しに戻す。3回裏には村林一輝選手、浅村栄斗選手、島内宏明選手の連打で満塁とし、辰己選手の押し出し四球で勝ち越しに成功。4回裏にも敵失の間に追加点を挙げた。

　6回表は藤平尚真投手、鈴木翔天投手、7回表は酒居知史投手が無失点でつなぐ。打線は7回裏にも満塁の好機をつくり、茂木栄五郎選手のゴロの間に1点を追加。8回表は宋家豪投手、9回表は則本昂大投手が走者を出しながらも無失点に抑え、4対1で試合は終了した。

　勝利した東北楽天は、藤井聖投手が2勝目をマーク。計11安打4得点で連敗を「3」で止めた。一方敗れたオリックスは、先発の宮城大弥投手が4回86球9安打1四球2奪三振3失点（自責点1）の内容。打線はセデーニョ選手の一発で先制したが、計8安打1得点とあと一本が出なかった。

　 １２３４５６７８９ 計
オ ０１０００００００ １
楽 ０１１１００１０Ｘ ４

オ ●宮城大弥‐高島泰都‐吉田輝星‐阿部翔太
楽 ○藤井聖‐藤平尚真‐鈴木翔天‐酒居知史‐宋家豪‐S則本昂大

文・薗田陽和

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